35歳の高校生 第3話

休み時間に亜矢子（米倉涼子）は、空き教室で土屋正光（菅田将暉）、東蓮（高杉真宙）、湯川理（野村周平）たちが騒いでいるのを見掛けて「何で勝手に使ってんの？」と聞きます。

すると、理は「俺らにはその権利がある」と言いますが、亜矢子にはさっぱりわかりません。

そこにやって来た小泉（溝端淳平）は、何故か正光たちを庇っていました。

正光たちだけを特別扱いする小泉に亜矢子は疑問を抱きます。

そんな中、亜矢子はインターネット上の裏サイトで生徒や先生たちを格付けして、学校全体がスクールカーストという階級制度に支配されていることを初めて知ります。

生徒たちはみんな1軍、2軍、3軍にランク付けされて、1軍は学校で好き勝手に振舞う権利を持ち、2軍はそんな1軍の顔色ばかりを伺い、3軍はいつ1軍のいじめの標的にされるか怯えているようです。

この順位は、生徒たちの間に流れる微妙な空気で日々入れ換わるようですが・・・

2軍にいる三枝鉄平（西井幸人）と大竹亮太（上遠野太洸）は、2人でバンドを組んで路上ライブをやっています。

亜矢子と一緒にいる愛（水野絵梨奈）は、彼らのファンのようで、その様子をみんなで見に行っていました。

しかし、鉄平は亮太にバンドを辞めたいと言い出して、モデルになりたいと意味不明なことを言い出します。

翌日、そのことがクラスのみんなにバレて、鉄平は3軍に降格して、正光たちの標的になってしまいます。

空気を読んだ亮太に髪の毛まで切られてしまって・・・

一体、空気って何？？

亜矢子の方が小泉よりよっぽど先生に見えます。

小泉は、ここでの評価を上げて元いた学校に戻りたいみたいですしｗ

亜矢子は、クラスの空気を感じないところに鉄平と亮太を呼び出して、本音を語り合わせます。

昔のように殴り合って本音を話す2人は、もう格付けなんてどうでも良くなったようです。

そして、今までスクールカーストに入っていなかった亜矢子も、とうとうエントリーされてしまいます。

それを知った亜矢子は、小泉にこのサイトは誰が管理しているのか聞きますが、小泉もそれを知りませんでした・・・

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