土曜プレミアム リーガル・ハイ

これは、2012年に放送された連続テレビのスペシャル版です。

公立中学校で、生徒の和彦（末岡拓人）が屋上から転落します。

屋上には、他にも男子生徒が4人いましたが、彼らは和彦が隣の校舎に飛び移れると言い出して、届かずに落ちてしまったと証言します。

命に別条はなかったものの、学校側は、いじめではなく悪ふざけによる事故だと、和彦の母・秀美（堀内敬子）に説明します。

意識のない息子の前で、そのような説明をした学校側に不信感を抱いた秀美は、真知子（新垣結衣）に弁護を依頼します。

依頼を快諾した真知子ですが、一人で確実に勝てるか不安になって、古美門（堺雅人）に相談をしようと、彼が事務員の服部さん（里見浩太朗）を連れてスキーリゾートに訪れているところまで押し掛けて行きます。

古美門は、ここである美女をナンパしますが、こっぴどく振られてしまいました。

それは後々大変な事態になってしまうのですが・・・

古美門は、真知子の話を聞くや否や「子供と学校が嫌いだ！」と瞬殺しますが、真知子は食い下がり、彼への依頼金2000万円を稼ぐために、服部さんにバカラの指南を受けることに。

戻って来た真知子は、古美門に「私には才能がない」と嘆いていましたが、見事に1800万円ほどは確保していました。

これで仕方なく、古美門は真知子が受けた依頼を引き受けることになります。

和彦の意識が戻っていないことやいじめ問題が非常に難しいことなど問題は山積です。

しかも、この裁判の裁判官が、古美門がこっぴどく振られた別府敏子（広末涼子）でした。

最初から、裁判官の心証を悪くしている古美門に勝ち目はあるのか？？

しかも相手は三木（生瀬勝久）のところの新人弁護士・勅使河原勲（北大路欣也）で、新人とは思えない人物でした。

和彦の担任・藤井みなみ（榮倉奈々）は、クラスの中でいつもニコニコして、生徒たちが歌うコーラスの指揮をしていました。

和彦が屋上から落ちた時もその場にいました。

古美門のマシンガントークも笑えましたし、古美門と敏子の静かなバトルｗ

敏子に古美門は、前代未聞の監置を言い渡されて、留置場に拘束されてしまって、床暖のスイッチを聞いたり、贅沢三昧な要求を言っていました。

抱き枕だけはOKしてもらえたようで、面会に来た真知子に服部さんに用意してもらうように言っていました。

最後には、真知子の要求を飲んで、敏子に一緒に土下座して許してもらっていました。

その土下座も変でしたけどねｗ

古美門が復活すると、裁判も良い感じで進んで行きました。

彼が飼っている草の者・蘭丸（田口淳之介）も活躍してくれました。

和彦のクラスを仕切っているのは、空気なんですね。

いじめを生み出すのも、裁判で証言をしようと立ち上がってくれたのも空気・・・・

みなみ先生も大変な事態になったと思ったら、実は・・・でしたね。

彼女の本当の姿は、ニコニコしている羊ちゃんじゃなくて、結構ハードなタイプのようです。

裁判には勝ったものの、和彦の最後の言葉もビックリでしたし、秀美の持っているバッグもブランド物じゃないですか・・・ｗ

生活もカツカツな母子家庭じゃなかったの？？

リーガル・ハイは、秋からまた新シリーズが始まるみたいですね。

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