罠の戦争 第3話

鷹野（小澤征悦）の調べでは、泰生（白鳥晴都）の件は当初は事件として捜査されていましたが、何者かの圧力により事故扱いになったと言います。

その上、バスの中で老女に席を譲るように泰生に促された黒いフードをかぶった男が、泰生を追うようにバスを降りたことがわかります。

犬飼（本田博太郎）の事務所では、虻川（田口浩正）に代わって亨（草彅剛）が政策秘書に昇進し、一方で民政党幹事長・鶴巻（岸部一徳）が幹部たちを集めて、次の総選挙が早まりそうだと通達していました。

鷹野からその話を聞いた亨は、犬飼からすべてを奪うチャンスが来たと奮い立ち、犬飼の政治生命を絶つために虻川の裏帳簿のコピーを調べ始めていました。

事務所の資金が犬飼の息子・俊介（玉城裕規）に私的流用されている事実が発覚します。

我儘で暴力的な俊介は、あちらこちらで問題を起こして、その度に示談金で解決していたようです。

そんな俊介の様子を知った亨は、泰生の事件に関係しているのではと考えて・・・

そこで、毎日犬飼と行動を共にしている運転手・牛尾（矢柴俊博）に目を付けて接近して行きます。

そして、とうとうある情報を教えてもらいますが、犬飼にも亨の行動がバレてしまって・・・

絶体絶命の亨ですが、今まで心のうちにしまい込んでいた言葉を犬飼に投げかけるのでした。

泰生がこんなことになったのは、自分のせいだと言っていたのは・・・

そんな様子を見ていた鷹野は、鶴巻に失脚した犬飼の後の地盤を亨に継がせてはどうかと提案して・・・

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