家庭教師のトラコ 第1話

新聞記者・中村真希（美村里江）は一人娘・知恵（加藤柚凪）の将来を案じて、有名私立小学校に通わせようと躍起になっていました。

ある日、真希の元に「どんな志望校も合格率100％。しかも授業料はそちらが決める」と書かれたメールが届きます。

面接に現れたのは、家庭教師のトラコこと根津寅子（橋本愛）でした。

高卒でコスプレ好きで無愛想、保護者とのやりとりは東大出身の秘書・福田福多（中村蒼）にすべてまかせっきりです。

しかし、どんな生徒も必ず第一志望校に合格させる。

そんなトラコの授業を受ける条件は「教育方針に口を出さない」「授業中は部屋を覗かない」「授業の日はお宅に泊めてもらいます」。

真希は、怪しいと思いながらも契約を結びます。

同じ頃、息子を東大に合格させたい上原里美（鈴木保奈美）、中学校受験を控えた息子を女手一つで育てている定食店店主・下山智代（板谷由夏）もトラコと契約していました。

トラコは相手によって自分のスタイルを変えています。

知恵にはメリー・ポピンズ風のメルヘンな感じで、里美の息子・守（細田佳央太）にはイイ女風、智代の息子・高志（阿久津慶人）には熱血感風といった感じで。

トラコの方針は、まずは自分で考えさせることから始まるのかな。

幼い知恵相手に、サラ金へ行ったり、競馬でお金を増やそうとしたり、とちょっと過激ですが・・・

知恵の教育方針を巡って、仲が悪くなっている真希と朔太郎（細田善彦）も、知恵が一生懸命考えて思い出したアイデアで寄りが戻ったかな。

契約を打ち切ろうと思っていた真希ですが、続行するみたいですね。

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