パンドラの果実～科学犯罪捜査ファイル～ 第5話

ある日、最上（岸井ゆきの）はカフェで待ち合わせをしていましたが、相手は一向に現れませんでした。

一方、小比類巻（ディーン・フジオカ）と長谷部（ユースケ・サンタマリア）は、女性の変死体を捜査することになります。

街中で突然、倒れた老婦人は老衰で亡くなったと診断されましたが、彼女の実年齢は35歳でした。

女性はサイエンスライターの速水（栗山千明）で、最上がカフェで待っていた大学時代の先輩でした。

速水は最上に会いに行く途中で、体が急に老化して死に至ったようで、それを聞いた最上は平静を装いますが、変わり果てた彼女の姿を見て動揺します。

速水は元ウイルス研究者で、最上のかつての共同研究者でもありました。

2人は3年前に研究を中止して以来、会っていなかったと言います。

しかし速水から突然、「直接会って話したいことがある」と連絡が来て、会う約束をしました。

法医学者・柴山（三津谷葉子）からの報告で、速水は未知のウイルスに感染していたことが判明します。

それは最上と速水が共同研究していたプロメテウスウイルスでした。

最上は小比類巻と長谷部に、速水との研究で起きた出来事を話し始めます。

最上はパンドラの箱を開けかけてしまったことで、科学界から身を引きますが、速水はその後もずっと研究を続けていたようです。

特許申請もしようと思っていたようで、名義は最上と速水でした。

最上はお金なのかと思っていたようですが、小比類巻はその研究を守るためでもあると言っていました。

どうも今回の事件には、裏があるみたいですね。

娘と歩いていた小比類巻が見かけた女性は、亡き妻・亜美（本仮屋ユイカ）にそっくりでした・・・

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