推しの王子様 第1話

4年前に恋愛ゲームのベンチャー企業ペガサス・インクを起業した社長・日高泉美（比嘉愛未）は、外見から内面まですべてを泉美の理想通りに作り上げたキャラクター・ケント様と恋に落ちる乙女ゲームが大ヒットして、新進気鋭の経営者としてもてはやされていました。

一見順風満帆な泉美でしたが、実は次回作に苦心していて、開発資金の調達に奔走していました。

大手アウトドアメーカー・ランタンホールディングス社長・水嶋十蔵（船越英一郎）から出資を断られた日、副社長兼ディレクター・光井倫久（ディーン・フジオカ）と飲みに出かけた泉美は、帰り道でケント様に容姿がそっくりな男性と出会います。

借金取りから追われて歩道橋から飛び降りて来た様子も、ケント様そのもので、酔っ払っていた泉美はひょんなことから一夜を共にしてしまって・・・

実際の五十嵐航（渡邊圭祐）はケント様とは程遠く、泉美と航の接点はもうないと思われましたが・・・

航は清掃の仕事をしていましたが、クビを切られてしまい、新しい仕事をネットカフェで探していました。

たまたま、ランタンホールディングスで清掃していた時に、泉美を見かけて、彼女がペガサス・インクの社長だと知って雇ってほしいと押しかけて行くのでした。

泉美は断りますが、その様子を見ていた光井は、彼女の背中を押すのでした。

昔は自分たちも何者でもなかったと。

泉美も航を借金取りから助けたりと、彼を見て行くうちに、昔の自分の姿を思い出すのでした。

これから、航を上等な男性に育てようとする泉美ですが、そんなに上手く行くのかな？？

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