必殺仕事人2020

江戸で、息子を装って、親からお金をだまし取る「親だまし」が横行していました。

渡辺小五郎（東山紀之）が勤める本町奉行所には、奉行・湯川伊周（市村正親）と、与力・田上誠蔵（杉本哲太）が着任して、詐欺の取り締まりに本腰を入れる構えです。

そんな中、小五郎はひょんなことから助けた少女・つゆ（古川凛）に懐かれてしまいます。

親戚に預けられて厄介者扱いされているという境遇を知った小五郎の妻・ふく（中越典子）と彼女の叔母・てん（キムラ緑子）は、つゆを家に置こうと言い出すのでした。

一方、経師屋・涼次（松岡昌宏）は、博打で勝った祝いに行った水茶屋で、つゆの母・たけ（森川葵）と出会います。

たけはお金を貯めて、今は離れて暮らす娘と居酒屋を開くことを夢見て働いていました。

しかし、誰にでもお金を貯めていることを話す、たけのことを心配する涼次ですが・・・

やはり、グレ者・五十嵐鉄三郎（大東俊介）の目に留まってしまい、とんでもないことに・・・

つゆが貯めていた母からもらったお小遣いが仕事の依頼金になるとはｗ

一方、リュウ（知念侑李）は庭師の仕事をしていて、田上家で息子の新之丞（杉野遥亮）と親しくなります。

引きこもっていた新之丞は、リュウと出歩くようになり、新生塾を主催する溝端九右衛門（駿河太郎）と出会うのでした。

溝端に心酔する新之丞と、一緒に学んでいたものの途中でおかしいと思って離れたリュウ・・・

このことが田上家に不幸を呼び寄せてしまうことになります。

「親だまし」の黒幕は、やはり・・・

夫と息子の無念を晴らした田上の妻・しずえ（中島ひろ子）ですが、落ち込む彼女を慰めてくれたのは、母を失ったつゆでした。

これからは、一緒に生きて行くようです。

小五郎もつゆのことは好きだったようですね・・・

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