絶対零度～未然犯罪潜入捜査～ 第9話

東京サミットを狙った爆弾テロを捜査する中、井沢（沢村一樹）はミハンのメンバーに、香坂（水野美紀）の過去を打ち明けます。

香坂の父親は、26年前に映画館で神経ガスをまき、多くの死傷者を出しました。

この事件の数年前に両親が離婚して、香坂は法務省の官僚と再婚した母親に引き取られましたが、彼女の弟は父親の凶行に巻き込まれてしまいます。

弟は奇跡的に一命を取り留めますが、激しいバッシングに絶望して自殺してしまった？？

加賀美（柄本明）がパソコンの壁紙にしていたのは、香坂の弟だったのですね。

十字架を背負って生きて来た香坂がテロを起こすとは考えにくいですが、何故彼女はミハンを頼らずに姿を消したのか・・・

そんな時、加賀美は香坂がミハンで何かを調べていた形跡を見つけて・・・

香坂は、ミハンの法制化を反対派に認めさせるためにテロを画策していたようです。

しかし、この件はいつの間にか香坂の知らないところで動き出してしまっていて、彼女はそれを確かめるために一人で動き出したようです。

公安の曽根崎（浜田学）とも利害が一致して手を組んだようですが、わが身が可愛い曽根崎は、北見（上杉柊平）の助言もあって香坂一人に罪を着せようと画策し始めます。

井沢は香坂を守ろうと、ミハンチーム一丸となって彼女を捜し始めます。

しかし、一歩遅かった・・・

共に十字架を背負って生きている井沢と香坂・・・立場は正反対ですが、惹かれる部分も大きかったようです。

香坂の死で、井沢が自分の中に押さえ込んでいた狂気が暴走し始めたのか？？

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