とんび 第2話

旭（佐藤健）は、保育園に子供を迎えに行きます。

一緒に帰宅していると、旭は自分が6歳の保育園児だった頃のことを思い出します。

旭（荒川槙）が通う保育園に、たえ子（麻生祐未）が迎えに行くと、旭は周りの子供たちの迎えには母親が来る姿を見て、どこか寂しそうな顔を見せていました。

また、ヤス（内野聖陽）と銭湯に行った旭は、帰り道で両親に手を繋がれて歩いている子供を見て、ヤスと手を繋いでいない方の手を握り締めます。

よく母親のことを覚えていない旭は、保育園で両親と一緒の絵を描くことになって、ヤスに母親の写真を用意してもらいます。

それを見て描いていると、周りの子供たちがその写真を見たがって回し見されて、なかなか返してもらえない状態になって、不安になった旭は、一人の男の子と喧嘩をしてしまいます。

寂しさと不安な気持ちでいっぱいになってしまった旭は、折角くっつけてもらった写真を破いてしまいます。

それ以来、旭のおねしょはひどくなる一方です。

ヤスは仕事と家事に追われて、家の中は荒れ放題で正直マイっていました。

そんな時、旭と行った銭湯の女将さんからお見合いを勧められます。

その時のヤスは乱暴に断りますが、旭が母親をほしがっていると思って、お見合いを決意します。

お見合い相手の女性（奥貫薫）は、病気で旦那さんに先立たれていました。

お見合い現場には、ヤスの悪友たちが応援のような足を引っ張っているような感じで次々に現れます。

ヤスはみんなを追いかけ回していました。

お見合い相手の女性と旭が遊んでいる姿を見たヤスは、再婚も良いかもと思ってしまったかな？

でも、旭がほしいのは新しいお母さんじゃなくて、写真に写るお母さんのようです。

ヤスは、照雲（野村宏伸）からカニを食べようと誘われます。

その時に、ヤスと旭は、海雲（柄本明）から照雲と一緒に寒い海に誘われて、旭には背中を温めてくれる母がいないことを告げられますが、その代わり周囲のみんなのぬくもりがあることを教えられていました。

確かに旭の周囲は、他の誰よりも賑やかですね。

そして、現在、旭のデスクの両親の写真を見る同僚の坂本由美（吹石一恵）の姿がありました。

彼女は一体・・・？

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