ハゲタカ 第6話

総合電機メーカー・あけぼのとPCメーカー・ファインTDが統合に向けて動き出す中、それを阻止するため、鷲津（綾野剛）率いるサムライファンドは、あけぼのに対してTOBを行うことを発表します。

記者会見を開き、あけぼの現経営陣とファインTDの滝本（高嶋政伸）を真っ向から非難していました。

思いがけない先制攻撃に対して、滝本は大金をちらつかせたり、泣き落とし、恫喝など様々な方法であけぼのから手を引かせようとしますが・・・

それでも鷲津が引かないとわかった滝本は、マスコミを使って一大ネガティブキャンペーンを実施するのでした。

そんな工作に屈する鷲津ではないですね。

どんどん、あけぼの株を買い付けていました。

さらに、マスコミの攻勢を逆手に取って、テレビの報道番組に出演した鷲津は、ファインTDの背後にいる軍需産業ファンドの存在を暴露します。

「外資に操られ、日本の技術を売り渡そうとする輩は、下劣な売国奴だ！」と言い放つのでした。

やがて、滝本のバックにいた軍需産業ファンド・プラザ・グループが、直接あけぼのの買収に動き出します。

豊富な財源を持つプラザ・グループが相手では、サムライファンドでは太刀打ちができないのですが、鷲津はプラザ・グループのある情報を掴んで・・・

この件では、鷲津を裏切って、ホライズンもクビになってしまったアラン（池内博之）が良い情報を持って来てくれます。

そして、日本ルネッサンス機構の飯島（小林薫）を通じて、総理大臣を紹介してもらい・・・

鷲津の今後が心配になることをやってのけました。

一方、アランのおかげで株を外資のクラウンセンチュリーホテルに売却されてしまった日光みやびホテルですが、傘下に入るにあたって突き付けられた条件は、貴子（沢尻エリカ）にとって受け入れ難いものが多く、交渉は難航していました。

悩む貴子は、大鷲を見に来て、鷲津と再会します。

貴子はようやく決心がついて、鷲津に「何年後でも良いので、日光みやびホテルを見に来てほしい」と言うのでした。

あけぼのの社長は諸星（筒井道隆）が返り咲き、何とかやって行ってくれそうです。

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