緊急取調室 SECOND SEASON 第2話

深夜の大学病院で、人工呼吸器につながれた入院患者・高木（高桑満）の容体が急変し、当直医・糸山（福士誠治）が処置に当たります。

ところが、家族を呼びに行った看護師・加代（和音美桜）が病室に戻ると、高木は人工呼吸器を外されて絶命していて、何故か糸山が靴下を履かせていました。

警察は高木殺害の容疑で糸山を逮捕しますが、彼は容疑を否認します。

加代が病室を離れてから高木の人工呼吸器が外されるまでの「空白の9分間」に何があったのか、真相究明のために、有希子（天海祐希）たちは糸山の取り調べを行います。

しかし、１回目の取り調べ後、糸山を連れて来た警察官・宮沢（村田雄浩）が、拳銃を手に糸山を特別取調室に引き込んで籠城します。

宮沢は、自ら取り調べに当たると宣言して、糸山の聴取を始めるのでした。

一緒に中田（大杉漣）も室内に取り残されていました。

有希子は刑事部長・磐城（大倉孝二）に３０分だけ猶予をもらえるように訴えます。

有希子は時間がないので、そばにいた小石川（小日向文世）のアドバイスを聞こうとしませんでした。

糸山と宮沢には、１５年前の糸山の父親が工場の爆発で亡くなった事故での関係があったのですが・・・

有希子の言葉で宮沢は発砲し、糸山を庇った中田が撃たれてしまいます。

これは宮沢の正義感なのかと思いきや、まったくの身勝手な行いでしたね。

有希子は糸山と宮沢の２人を特別取調室で一緒に聴取するのでした。

糸山が高木に靴下を履かせていたのには理由がありました。

残されたビデオテープのタイトルは「１５年目の出発」となりました。

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