砂の塔～知りすぎた隣人～ 最終回

和樹（佐野勇斗）は、妹・そら（稲垣来泉）とクリスマスにサプライズをすることに。

その準備が終わって屋上から降りて来た和樹は、そこで意外な人物を目撃します。

母・亜紀（菅野美穂）に「ハーメルン事件の犯人を見たかもしれない」と電話で伝えようとしますが、殴られて姿を消してしまいました。


心配する亜紀と健一（田中直樹）は、和樹を取り戻せなかった弓子（松嶋菜々子）の仕業ではないかと思い当たります。

弓子の部屋を訪ねた2人は、空っぽで破壊された部屋を目の当たりにします。


一方、タワーマンションには黄色いカーネーションが置かれていました。

和樹が事件に巻き込まれたと確信した亜紀たちは、警察に駆け込みます。

しかし、出張中で不在の荒又（光石研）に代わって対応した刑事に、和樹が以前、補導されたことを理由に真剣に話を聞いてはくれませんでした。


その頃、荒又と津久井（上杉柊平）はハーメルン事件の手掛かりを追い、人里離れた廃村を訪ねていました。

荒又たちは、発見された被害者・千晶が口ずさんでいた曲の詳細を調べて、曲の作曲者を訪ねて、事件との共通点を見つけたのでした。

この曲は病気の治療のために作られたもので、知っているのは100名くらいの患者さんたちだけでした。

その中に、思わぬ名前を見つけた荒又たちは・・・


健一は、マンションの地下駐車場から住民のものではない黒い車が防犯カメラに映し出されていたと聞いて・・・

以前、阿相（津田寛治）の詳細不明な仕事の手伝いをさせられたことを思い出します。

阿相はハーメルン事件を利用して、息子を連れ出して妻・寛子（横山めぐみ）から3000万円を引き出そうとしていました。

最低だｗ


それでは和樹は一体どこに・・・

亜紀は弓子を捕まえて、和樹の行方を聞き出そうとしますが・・・

弓子はお店を手放して、ここを出て行こうとしていたのかな？？

夫のやったことで怒り心頭になった寛子の不始末でタワーマンションが大変なことになってしまいます。

それでも、亜紀と弓子は必死に和樹の行方を捜すのでした。


弓子の誘導で、和樹のところに駆け付けた亜紀が見た物は・・・

犯人はこう来たか～って感じでした。

子供にとっては、どんな親でも親は親なのかな・・・

とても物哀しいものを感じました。


去りゆく弓子から、和樹は自分が生まれた時のことや名前を付けた由来などを聞き、彼には本当のお母さんが誰なのかわかったのかもしれないですね。

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