カインとアベル 第4話

兄・隆一（桐谷健太）が出社していないことを団（木下ほうか）から聞かされた優（山田涼介）は、梓（倉科カナ）に昨夜の様子を聞きます。

すると梓は「もう戻って来ないかも」と言い、隆一がかなり酒を飲んで部屋にやって来て、何も話さずに帰ってしまったことを明かします。

隆一の様子がおかしいことには、優も気付いていました。

隆一は、幼い頃に父・貴行（高嶋政伸）からもらった大事な万年筆を優に譲っていたのでした。


その頃、社長室では、貴行が隆一の行方が分からないことを隠して役員会を乗り切っていました。

役員会の後で、貴行の父・宗一郎（寺尾聰）がやって来て、意味深な発言をしていました。

会社も実印も貴行に譲りましたが、本当に大切なものを渡すのを忘れていたのではないかと・・・


帰宅した優は、隆一の部屋で行方の手がかりを探しますが、何も見つかりません。

しかし、隆一から譲られた万年筆を見つめていた優は、あることに気が付いて・・・

翌日、梓は優から隆一の居場所に心当たりがあると聞いて、一緒に連れて行ってほしいと告げます。


一方、高田家では、桃子（南果歩）が婚約者に会ってほしいと貴行に頼みますが、桃子の結婚に反対しているので、断固として断っていました。

それでも、貴行に空いた時間が30分あると聞いて、お店を予約するあたり・・・

顔合わせに出席したのは、貴行、優、梓の3人でした。

貴行は、桃子の婚約者・黒沢幸助（竹中直人）の胡散臭さに、辛辣な言葉を浴びせていました。

しかし、優はそんな黒沢に、行方をくらませている兄が必要としている大金を融資してほしいと頼むのでした。

黒沢も優に何か感じるものがあるらしく、優の話をOKしてくれます。


おかげで隆一は助かりましたが、梓から自分を助けてくれたのが、一番当てにしていなかった弟だと聞かされて・・・

優を殴り付ける隆一・・・それはプライドの崩壊か？？

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