臨床犯罪学者 火村英生の推理 第4話

火村（斎藤工）と有栖（窪田正孝）は、有名な宝石商・堂条秀一（岩城滉一）が女性と一緒に食事をしているところを見かけます。

画家のダリを思わせる個性的なヒゲを生やした彼は、テレビなどに出演して名の知られる存在でした。

連れの女性を見た火村は、彼女が有栖の理想のタイプに違いないと言い出し、有栖の方は胸の内を言い当てられて動揺していました。


数日後、秀一が殺害され、火村と有栖は捜査協力をすることになります。

遺体の第一発見者は秀一の弟・秀二（合田雅吏）と秀一の秘書・鷺尾優子（内田理央）で、優子は火村と有栖が見た、秀一の連れの女性でした。

火村は、遺体が裸にされ、ヒゲを剃られた状態だったことに違和感を覚えます。

捜査が進み、秀一のもう一人の弟・吉住則夫（渋谷謙人）に容疑がかかります。

吉住は有栖の大学時代の友人でもありました。


火村は、秀一が優子に特別な感情を抱いていたのではないかと推測します。

しかし、優子は仕事上だけの関係だと主張していました。

彼女には、付き合っている堂条ジュエリーのデザイナー・長池伸介（忍成修吾）がいました・・・


有栖の初恋は、かなり苦い過去となって胸に刺さっているようです。

火村の機転で優子と2人きりになった有栖は、彼女に誰にも語ったことがない自分の初恋の話をするのでした。


そんな時、容疑がかかった吉住から有栖に連絡が入ります。

彼は秀一の血にまみれた服を持っていました。

こんな怪しい状況で、無実を訴える吉住に、有栖は警察にすべてを話した方が良いと言うのでした。


今回も火村にヒントをくれたのは、大家の時絵（夏木マリ）でした。

ある物がないと違和感を感じると言うものですね。

三角関係から、引き起こされた何とも言えない事件です。


一方、京都地方検察庁では、拘束されている沙奈江（長谷川京子）が謎の少年（小野寺晃良）の行動を予言していました。

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