臨床犯罪学者 火村英生の推理 第3話

有名俳優の志摩（飯田基祐）が誘拐され、火村（斎藤工）と有栖（窪田正孝）は鍋島（生瀬勝久）の依頼で志摩の自宅に駆け付けます。

犯人は、志摩の妻・恵里香（西田尚美）に身代金3千万円を要求していました。

捜査が続く中、犯人から「用意した金をかばんに入れて明日、指定した列車に乗れ」という脅迫電話が入ります。

恵里香は、身代金を受け渡す際の刑事の同行を拒否して、代わりに火村と有栖が同行することになります。

翌日、火村と有栖は恵里香と共に犯人の指定した列車に乗りますが、犯人からは何の接触もありませんでした。

間もなく、志摩の遺体が廃墟から発見されて・・・

火村は、犯人の目的が最初から志摩の殺害だったのではないかと推理します。


今回の事件は最初に殺害現場が出て来るので、犯人はわかるのですが、隠し部屋に隠した志摩の遺体が消えて脅迫電話が入ったことで事件は違った方向に転がって行きます。

恵里香から脅迫されていることを聞いた志摩のマネージャー・城戸（児島一哉）は、警察に通報します。

恵里香が脅迫電話を受けた時は既に志摩は死んでいましたが、電話で志摩の声を聞いたと恵里香は証言していました。

火村は、下宿先の大家・時絵（夏木マリ）が有栖の小説をヒントにいたずらを仕掛けたのを見て、今回の事件のヒントを得ました。

志摩はコレクターだったようで、何でもワンセット揃えていました。

部屋には、揃っている本や置物などがあって、その中でないものが凶器でした。

今回の犯人は、志摩を殺害した犯人と恵里香を脅迫した犯人と2人いましたね。


火村は、京都地方検察庁でシャングリラ十字軍の指導者・沙奈江（長谷川恭子）と出会います。

沙奈江は火村を見て、自分と同じニオイがすると言っていました。

シャングリラ十字軍に属する未成年の少女が何者かに殺害された事件で火村は呼ばれたようですが、事件現場には、またしても謎の少年（小野寺晃良）が笑みを浮かべているのでした。


一方、火村の教え子・朱美（山本美月）は、炎の幻影を見て倒れてしまいます。

彼女が抱えているのは、闇？

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