怪盗山猫 第1話

山猫（亀梨和也）は、世界平和を掲げながら裏で「振り込め詐欺」に加担する青年政治団体のオフィスに侵入します。

詐欺に関わるデータを盗み出そうとした山猫でしたが、その時、データが消去されて、解除したはずのセキュリティシステムも復旧してしまいます。

それは、魔王と呼ばれる天才ハッカーの仕業と思われました。

山猫は自分の仕事を邪魔した魔王の正体を知るために、以前、魔王の記事を描いていた雑誌記者・勝村英男（成宮寛貴）に接近します。

現在の勝村は、山猫の真実の姿を探る記事を雑誌に連載中でした。

山猫は勝村から、魔王の正体が女子高生・高杉真央（広瀬すず）だと聞き出します。

彼女は学校の名簿や企業の顧客情報を扱うデータバング会社社長の娘でした。

ハッキングで企業から顧客情報を盗み出して、父親に渡していたようです。

それには、ある理由があって・・・

山猫は真央の前に現れて、彼女の父親の会社から金を盗むと宣言します。

その会社の金庫は、完璧なセキュリティシステムに守られていました。

その金庫の中には、父親が真央についていた嘘も隠されていました。

真央が父親の不倫を世間にバラしたことで、彼女の母親は自殺未遂をしてしまい、父親は母親がずっと病院に入院していて、そのためにお金がいると言ってハッキングをさせていたようです。


山猫には、チーム山猫のメンバー・宝生里佳子（大塚寧々）、ぽっちゃり系の細田（塚地武雅）がいましたが、その細田は裏切ったことで山猫に始末された？

山猫は人は殺さないと、関本修吾刑事（佐々木蔵之介）は言っていましたが・・・

でも関本と同じく、山猫を追う霧島さくら刑事（菜々緒）は、山猫の事件を追っていた父親が死亡していて、山猫が手を下したと思っているようです。

さくらは勝村のことが好きなようで、彼の前ではキュートな顔を見せています。

その勝村は山猫に良いように動かされていて、これからはどんどん巻き込まれて行きそうですね。

真央の方も学校ではいじめられて、家に戻ればハッキングをやってと、とんでもない生活でしたが、山猫との出会いが彼女を変えて行きそうです。

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