偽装の夫婦 第1話

図書館司書・嘉門ヒロ（天海祐希）は、幼いころから美しい上、何をやらせても完全にこなす才能を持っているために、人から嫉妬されて疎んじられて来たことで人間嫌いになっていました。

今は、いつも穏やかな笑みを浮かべながら、心の中で周囲の人たちに悪態をつく毎日です。

内なるヒロの声は、結構笑えますね((^∀^*))


ある日、図書館でヒロが幼稚園児たちに絵本の読み聞かせをしていた時、その幼稚園の園長代理を務める、かつてのヒロの恋人・陽村超治（沢村一樹）と再会します。

25年前、超治は突然、ヒロの前から姿を消して2人の関係は終わっていました。

超治が何故自分を捨てたのか、ヒロは長い間気になっていました。

その晩、超治から呼び出されたヒロが、思い切って別れの理由を尋ねてみると、返って来た返事はとんでもないもので・・・

超治は自分がゲイであると告白するのでした。

ヒロは衝撃を受けますが、超治はさらに、偽装結婚してほしいととんでもないお願いをして来るのでした。

当然のことながら、ヒロはこの申し出を速攻で断っていました。

いくら、お母さんがガンで余命半年と言われても・・・


そんな中、ヒロの部屋の床が大量の本の重さに耐えかねて底が抜けてしまって、そりゃ大騒ぎになります。

大家さんから弁償代など300万円以上を請求されたヒロは、自分の貯金だけでは足りないので途方に暮れます。

育ててもらった親戚の家に借金を申し込みに行きますが、結局は言えずに帰って来ました。

ヒロが困っていると、超治から連絡が入って、面倒な相手と会わないといけないので同席してほしいとお願いして来ます。

付きあってくれたら、300万円貸してくれると言いますが・・・

何と相手は、超治の母・華苗（富司純子）でした。

ヒロが大事にしていた家族写真は、両親と3歳の自分が写っているものでした。

もしかして、3歳で両親が亡くなってしまったのかな？？

だから、家族と言うキーワードに弱いのかも。

超治の幼稚園での運動会でも、水森しおり（内田有紀）、由羽（井上琳水）親子を運動会へ行くように仕向けて、借り物競走で「家族」とあったので、気を利かせた超治の頼みでしおりと由羽を抱き上げてターミネーターのごとく走り抜けていました。

そのおかげで、しおりから求愛されるヒロなのでしたｗ

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