赤髪の白雪姫 第1話

珍しい赤髪を持ちタンバルン王国に住む薬剤師・白雪（CV:早見沙織）は、その髪の色を珍しがられた同国の第一王子・ラジ（CV:福山潤）に愛妾になるように命令されて、髪の毛と患者さんたちの薬を置いて逃げ出します。

国境を越えた山奥にある空家に泊めてもらおうと向かいますが、誰もいないので無断侵入するわけにはいかず外で寝ていると、壁を越えて侵入して来たゼン（CV:逢坂良太）、ミツヒデ（CV:梅原裕一郎）、木々（CV:名塚佳織）と出会うのでした。

白雪は薬剤師なので、壁に足を引っ掛けて落っこちたゼンの手当てをしようとしますが、彼は見ず知らずの相手から薬をもらうわけにはいかないと憎たらしい言葉をかけるのでした。

むっとした白雪は、突き出されたゼンの刀で自分の腕を傷つけて手当てをして見せます。

その様子を見たゼンは、彼女を空家に入れて手当てをしてもらうのでした。

散歩に出た白雪と一緒に出掛けたゼンは、白雪がどうしてこのようなところにいるのか尋ねて・・・

バカ王子と名高いラジが白雪を愛妾にしようとしたことで、彼女が逃げ出して来たことを知ります。

白雪は赤い髪を忌々しいと思っているようですが、ゼンは「赤は運命の色なので、その髪の先は良い物に繋がっているかもしれない」と言ってくれました。

空家に戻ってみると、ミツヒデと木々がリンゴの入ったカゴを持っていて・・・そのカゴには白雪が髪を束ねていたリボンが括りつけられていました。

どうやら、ラジが追いかけて来たようですね・・・

ゼンがカゴに入っていたリンゴを不用意に食べてしまって・・・

何とそれは毒リンゴでした。

白雪は、やって来た使いの者にラジの前に連れて行かれます。

彼女はゼンの解毒剤をもらうために、ラジの愛妾になることを承知しますが・・・

そこにやって来たのは、意識を取り戻したゼンでした。

彼が毒には馴らされていると言っていたのは・・・

彼は、クラリネス王国の第二王子だったようで、ラジに自分を毒殺しようとしたことを見逃す代わりに「白雪の名を口にするな」と約束させるのでした。

そして、白雪はクラリネス王国に御厄介になることになったようですね。

思ったより面白かったので、また観ようと思いました。

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