アルジャーノンに花束を 第1話

知能が幼児並みの知的障害者の白鳥咲人（山下智久）は、事情のある若者が集まる花の配送センターで働いていました。

ある日、咲人は同僚の柳川隆一（窪田正孝）と一緒に、望月遥香（栗山千明）が住むマンションにバラの花束を届けに行きます。

咲人が知的障害者だとは知らない遥香は、咲人の対応に驚いて警察を呼ぼうとしますが、慌ててやって来た柳川がフォローになっていないフォローをして何とかその場を収めます。

届け物も満足に出来ない咲人ですが、純粋で心優しい彼の夢は、母・窓花（草刈民代）が望む「お利口」になることでした。

一方、遥香が勤める脳生理科学研究センターでは、研究チームリーダー・蜂須賀大吾（石丸幹二）による知的能力を向上させる研究が進み、「アルジャーノン」と名付けられた白ネズミへの動物実験が成功していました。

臨床実験の準備が進む中、アルジャーノンが飼育されていたガラスケースから逃げ出して行方不明になります。

この臨床実験って、知的障害を持つ人たちを使って？？

アルジャーノンの管理をしている小久保一茂（菊池風麿）は、そのことをとても心配していました。

アルジャーノンを逃がしたのは、蜂須賀に想いを寄せているけど相手にされていない遥香だったようですが・・・

アルジャーノンには、GPSが付けられているようですね。

同じ頃、見た目はバッチリの咲人は柳川に利用されて、女の子のナンパのためのエサにされていました。

最後には、失言の嵐で女の子の彼氏にボコボコにされてしまって・・・

傷だらけで木に寄りかかっていた咲人のところに、アルジャーノンが現れます。

最近、「ね」がねずみの「ね」と覚えた咲人はアルジャーノンを見て嬉しそうでした。

警察のお世話になり、フラワーセンターの社長・竹部順一郎（萩原聖人）が迎えに来てくれて会社の寮に戻った咲人のところに再びアルジャーノンが現れて、そのまま居付いてしまったのかな。

フラワーセンターでは、刑務所を出たばかりの檜山康介（工藤阿須加）が咲人と同室になっていました。

彼は、お母さんを助けるためにお父さんを刺してしまったようですね・・・

助けたお母さんはまた別の男性とやり直そうとしていて・・・

もう一方で、社長令嬢の河口梨央（谷村美月）は、友人の小出舞（大政絢）が父親の不祥事で疎遠になってしまい、やっと学校に現れたと思ったら、見た目がとても派手になっていて・・・

彼女を心配した梨央は、舞がいるクラブに行くことに。

彼氏同伴じゃないとクラブへ入れないと言われて、それを鵜呑みにした梨央は街でちょうどそこにやって来ていた咲人に声をかけるのでした。

さすが社長令嬢・・・咲人が着るスーツに50万円近くも出すのねｗ

見た目はバッチリの咲人なので、正装してクラブへ行っても大丈夫なのですが、梨央に口移しでシャンパンを飲まされてロボット化しちゃいました。

一緒に来ていたアルジャーノンもクラブで走り回って、もう大騒動です。

檜山に携帯を貸してもらっていた咲人は、檜山からの連絡を梨央が受けて引き取りに来てもらいます。

アルジャーノンが戻って来ないとクビになってしまう遥香は、フラワーセンターにやって来るのでした。

咲人からイヤリングと交換でアルジャーノンを返してもらった遥香ですが、これから色々と絡んで来そうですね・・・

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