流星ワゴン 最終回

一雄（西島秀俊）がワゴン車に戻って来ると、忠雄（香川照之）の姿はありませんでした。

橋本（吉岡秀隆）は一雄に「時間切れです」と告げるのでした。

現実世界の忠雄は、まだ死亡していないものの、その時は目前に迫って来ているようです。

だから、生霊の忠雄も存在出来なくなっているみたいですね。

一雄は橋本から、忠雄の「大きな後悔」が、一雄を大きな苦しみから救えなかったこと、親子の絆を取り戻せなかったことだと知らされて・・・

このままでは、忠雄はたった一人で永遠にこの世を彷徨うことになってしまうと聞いた一雄は、橋本に無理を言って、ワゴン車で広島県福山市へ向かってもらうことに。

橋本は困惑しますが、健太（高木星来）が一度行ったことがあるからと言ってくれました。

一雄たちは忠雄を追って、永田家の前までやって来ます。

一雄が子供の頃から変わらない古い家ですが、次から次へと会社の新しいビルを建てていた忠雄が、何故自分の家を建て替えなかったのか・・・

橋本は、その理由を一雄に教えるのでした。

本当は20年前に建て替える予定だったのですね。

でも、肝心の一雄が大学卒業と共に戻って来るはずが、東京の会社に就職してしまって、ここで忠雄がキレて親子の関係も切れてしまいました。

サプライズで、立派な部屋を一雄に用意する計画があっただけに、忠雄のショックは計り知れないようです。

もっとここで話をしていれば、良かったかもしれないですが、当時の一雄と忠雄では無理ですね。

一雄は生霊の忠雄と再会出来て、浜辺で連れションですかｗ

忠雄は過去は変えられなかったかもしれないけど、一番変わったのは一雄だと言っていました。

確かに、一雄は強くなりましたよね。

結局は一雄は死なないみたいで、現実世界に戻った一雄は、妹の智子（市川実和子）から忠雄が危篤だと知らされます。

引きこもって家庭内暴力を繰り返していた広樹（横山幸汰）に有無を言わさず、一緒に福山市へ向かうのでした。

現実世界に戻った一雄は、今までのやり直しの旅が夢だったと思っているようです。

でも、再会した忠雄も同じ夢を見ていたと知った一雄は、あれは夢ではなかったと実感？

忠雄亡き後、一雄は広樹を連れて福山市に戻って来ます。

そして、漁師として一から始めるのね。

広樹もいじめっ子たちに別れを告げて、福山市にやって来て、良い友達にも恵まれたようです。

美代子（井川遥）も福山市までやって来て、また3人で暮らせそうなのかな？

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