アリスの棘 第4話

日向弁護士（尾美としのり）の騒動で、一時は悪い噂が持ちあがりかけた磐台教授（岩城滉一）でしたが、胃がんの再発予防に画期的な新治療を発表したことで、MRの間では話題になっていました。

自社の薬を売り込むMRたちは無視していましたが、唯一手塚製薬の田崎（霧島れいか）だけは特別視する磐台教授。

どうやら、15年も前から裏取引をしている関係のようです。

一方、西門（オダギリジョー）は、磐台教授の部屋を訪ねて、15年前に小山内（眞島秀和）が死んだのは医療ミスではないかと尋ねるのでした。

磐台教授は「証拠がなければ、事実はないのと同じ」だと言ってのけます。

その態度から、西門は磐台教授こそが黒幕ではないかと直感して、明日美（上野樹里）にそのことを伝えると彼女は磐台の息子である研修医・悠真（中村蒼）から情報を聞き出すと言っていました。

明日美は、悠真と雑談の中で、磐台教授の情報を仕入れていました。

医局で浮いているので、受け身じゃなく積極的に情報を仕入れたいと言う彼女に、悠真は感心して情報をくれました。

それを見る看護師・美羽（栗山千明）は複雑そうです。

前日に、無理やりに明日美を自宅に招いて、家族でご飯を食べて友達になろうと言ったばかりだったから・・・

明日美にとっては利用価値のある人間と言うだけの存在の悠真ですが、美羽は悠真が好きみたいですね。

西門は、明日美の自宅の復讐計画を立てている秘密の部屋を見せられて、これじゃいかんと思ったようですｗ

彼は明日美の養父・水野和史（中村梅雀）から、明日美の母が亡くなった時に親友の小山内から虹の話を聞かされていたことを知ります。

明日美は、毒王・磐台教授を失脚させるために、患者を利用しようとします。

しかし、西門は関係のない人の命を奪うなん良いわけないので、必死に止めようとしていました。

磐台教授が主治医を務める登山家・萩原（榎木孝明）に合わない新薬を投入しようとしていて・・・

まさにその時、明日美の前にきれいな虹が出ていました。

きっとお父さんが辞めなさいって言っているのよ・・・

失敗して泣いていた明日美に、半分重荷を背負うと言う西門ですが、明日美にはそんな気持ちはないようです。

西門は15年前の真相を探るために、田崎に接触します。

そして、15年前に磐台と小山内が言い争っていたという情報を得ます。

やはり、磐台教授が小山内を邪魔だと思って、わざと医療ミスを起こした？？

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