蟲師 続章 第2話

ギンコ（CV:中野裕斗）は、とある村の浜辺で、貝の中に鳥型の蟲が隠れていることに気付きます。

この蟲が貝の中に隠れているのは、海に凶兆が訪れる兆しだとして、ギンコは浜辺の上の方に住む砂吉を訪ねて気を付けるように忠告します。

砂吉は、村から外れて娘のミナと暮らしています。

ミナは、浜辺でキレイな貝を拾っていると、声を掛けてくれたシマと仲良くなります。

シマから貝から波の音が聞こえると教えてもらったミナは、お父さんから海で取って来た貝を村でお米と交換して来るように言われて出かけた帰りに、鳥型の蟲が潜んでいる貝を耳に当ててしまって・・・

この蟲の声を耳に当てて聞いてしまうと、声を忘れてしまうようです。

声が出なくなったミナは、シマたちに声を掛けられても返事が出来なくて・・・

ギンコによると、人の声を聞いていると、そのうち声を思い出すと言ってもらっていました。

砂吉が心を閉ざして村から離れたのは、数年前、海女だった彼の妻がフカの犠牲になってしまったことからでした。

船に乗っていた網元は、自分の妻から助けたために、砂吉の妻が犠牲になってしまったようです。

それ以来、網元は魚の養殖を始めて、犠牲者が誰も出ないようにしていました。

網元は、砂吉のところにやって来て、謝罪ともう一度村に戻って来てほしいと頼みますが・・・

しかし、ギンコの行った通り、海に異変が・・・

赤潮で、養殖していた魚がみんなダメになってしまいます。

村の生活が成り立たなくなりかけた時、砂吉はミナが見つけた大きな真珠を売って、みんなの生活費にすれば良いと言ってくれるのでした。

凶兆がなくなった時、鳥型の蟲は貝から飛び立っていました。

それが見えたのは、ミナだけのようですね。

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