緊急取調室 第5話

公園の池に捨てられたスーツケースの中から、詐欺グループの幹部・真木祐介（竹財輝之助）の絞殺体が発見されます。

この男は、監物（鈴木浩介）が8年前に取り逃がした指名手配犯でした。

それからまもなく、事件当夜にスーツケースを池まで運ぶ男を目撃したと言う主婦3人が名乗り出て来ます。

ウォーキング中に見たと言う望月芳江（茅島成美）、子供をあやすために外に出ていたと言う松井蘭子（西尾まり）、買い忘れていた卵を買いに出ていたと言う春日小夜子（根岸季衣）です。

見た位置はバラバラでしたが、全員、犯人の人相だけは判を押したように同じことを言っていました。

事情聴取を担当していた有希子（天海祐希）は、犯人像に関しては疑問を持ちます。

おばハラ全開の菱本（でんでん）は、似顔絵を描くのが上手いですね。

でも、その顔どこかで見たようなと言われていました。

真木を取り逃がしたことに責任を感じている監物は、相棒の渡辺（速水もこみち）と所轄の警察官・石田克之（正名僕蔵）とともに、公園付近の監視カメラの映像に似顔絵の男が映っていないか調べますが・・・

そんな男はいませんでした。

監物は怒ってキントリに乗り込んで来ますが・・・

有希子は、あの3人が口裏を合わせたのかと思ったのですが、接点が見つかりません。

3人を丸裸にするために、今度は3人まとめて取調室に呼ぶのでした。

初対面のはずなのに、3人とも挨拶もせず、お互いを無視です。

その様子をおかしいと言う有希子は、3人の預金の出入りを調べてみたようですね。

すると、3人とも大金が引き出されていました。

この主婦たちは、真木のデート商法に騙されて大金を騙し取られてしまったようです。

みんな家族に相手にされていなくて、寂しいと思っていた心の隙間に入り込まれてしまったのね・・・

この主婦たち・・・家族に内緒で大金を騙し取られたので、何とか連絡のつかなくなった真木を捜していて、知り合ったようです。

菱本も感心するおばさん刑事たちだったのでした。

しかし、真木を見つけた時には彼は殺されてしまった後で、真木を殺害した犯人に脅されて、遺体を池に捨てて嘘の証言までしたのでした。

主婦たちが言う本当の犯人の似顔絵は・・・

警察官が犯人だったので、監物たちの情報が相手側に漏れてしまったのね・・・

今回の事件や息子が描いた有希子の怒った顔の絵についての息子との会話などで、有希子は夫が死んだのは誰かに嵌められたのではないかと思い付きます。

その裏には、郷原刑事部長（草刈正雄）や梶山管理官（田中哲司）がいるの？？

小石川（小日向文世）の取り調べ中でのセリフも気になります。

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