緊急取調室 第2話

モデルの智子（佐藤寛子）の遺体が河原で見つかって、電器店を営む杉田（林家正蔵）という男が逮捕されます。

妻・美紀（田中広子）と中学生の娘・はるか（小芝風花）を持つ杉田は、遺体発見現場近くのコンビニのトイレで、凶器と思われるスパナを洗っていました。

捕まってから一言も話さない杉田にお手上げの捜査一課は、有希子（天海祐希）たちキントリに取り調べを要請します。

菱本（でんでん）と小石川（小日向文世）が取り調べを始めますが、杉田は完全黙秘を貫きます。

一方、捜査一課の監物（鈴木浩介）と渡辺（速水もこみち）は美紀に聞き込みを行いますが、キントリに上がって来た報告からは取り調べの切り札が得られません。

捜査一課が何かを隠していると睨んだ有希子は、監物と渡辺を脅していました。

監物に「ちっちゃい男」だと言っていましたｗ

監物たちは、杉田が近所の人たちから慕われていて、真面目で仕事熱心な男との評判を得ていました。

心臓の良くない娘を気遣って、よく一緒にドライブに出かけていたとの話も。

有希子は中田（大杉漣）と一緒に、美紀のところへ聞き込みに行きますが、お店は休みで今は病院へ行っていると知ります。

有希子たちが病院へ行ってみると、特別室に入院すると言うはるかと付添の美紀がいました。

はるかは、やっと順番が回って来たと言っていましたが・・・

それに受付の女性の話から、有希子と中田は一番立てたくない仮説に辿り着いてしまったようです。

取調室で容疑者を丸裸にすると言いながら、有希子の方が丸裸になっているような・・・

有希子が結婚しているかどうか菱本、小石川、中田が、それぞれ思ったことを言っていました。

有希子は、旦那さんを急に亡くしてしまっているようです。

そして、自分も子供を道連れにして死のうと思ったこともあったようですね。

でも、当時小学生だった娘に「自分で死ぬのはバカだ」と言われたことで我に帰ったようです。

杉田に、子供は親が思っている以上に、状況がわかっていると話します。

はるかもきっと全部わかってしまっているんだろうな・・・だから、お父さんからもらった靴を履いて行方をくらませてしまったのね・・・

杉田もはるかのために口を開き始めます。

犯人は杉田かと思っていたら、本当は・・・

だから、はるかに手術の順番が急に回って来て、しかも特別室に入れてもらえたのね・・・

こんなことになって、はるかの手術はダメになってしまったけど、以前断って来たお医者さんが手術を引き受けてくれて良かったかも。

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