吉良奈津子(松嶋菜々子)は独身時代、広告の国の女王様でした。
周囲をピリピリさせている怖い存在ではありましたが、敏腕クリエーティブディレクターとしての才能はすごいものがあったようです。
しかし、そんな女王様も多忙な毎日で倒れてしまい、平民(?)小山浩太郎(原田泰造)に助けられたのが縁で結婚して、出産を経て3年ぶりに復職を果たします。
しかし、配属先は営業開発部部長という予想外の役職でした。
納得がいかない奈津子は、常務・斎藤良一(石丸幹二)に不満をぶつけますが、斎藤はブランクを理由に取り合ってくれません。
事実、古巣のクリエーティブ局では、奈津子のアシスタントだった高木啓介(松田龍平)が活躍していました。
そして、営業開発部は社長の肝入りで作られた部署にも関わらず、業績は信じられないくらい不振です。
メンバーは、仏頂面の副部長・米田利雄(板尾創路)、神経質そうな一条達哉(DAIGO)、スマホが手放せない川原義雄(岡田義徳)、出来る女を気取っている派遣社員・今西朋美(中村アン)、能天気な新入社員・神埼あすか(足立梨花)、元気だけが取り柄の丸尾裕人(白州迅)、柔和な笑顔が仙人風の郷貴志(高木渉)という一癖、二癖ありそうな面々です。
奈津子は、半ば諦めムードの部員たちを粘り強く鼓舞しようとします。
しかし、その時、息子の壮太(高橋幸之介)を保育園へ迎えに行くアラームが鳴ってしまうのでした。
奈津子は壮太のお迎えで、ベビーシッターをやっている坂部深雪(伊藤歩)と出会います。
悪いことをしたら、きちんと預かっている子を叱ることが出来る彼女にプロフェッショナルなものを見た奈津子は、緊急の場合は頼ろうと考えたようです。
浩太郎に相談すると、それなら母親・小山周子(松原智恵子)に頼んではどうかと言われてしまい・・・
姑に頼むのはちょっと気が引けてしまいますね・・・
翌日、営業開発部の会議で、急成長中の回転寿司チェーン店のことが話題になりました。
広告費は前年比500%ですが、既に他の広告代理店が食いこんでいるためにアポすら取れない状態です。
実はそのお店は奈津子が5年前に社長に指名されて、宣伝を頼まれたお店でした。
奈津子は、昔のツテなどをフル回転させて、何としても仕事を取ろうとしますが・・・
昔の奈津子は鼻持ちならない女王様だったので、今回もやってしまった・・・
5年前の宣伝を頼まれた時、賞を獲って多忙を極めていたために当時、アシスタントだった高木に丸投げしてしまっていたのでした。
社長は奈津子に広告を作ってほしかったのに、アシスタントに仕事を任せたことで怒りを買ってボツにされていたのでした。
それでも奈津子は昔の広告のコンテを探し出して、回転寿司の新規店オープンに黄色の風船を招待された子供たちに配るのでした。
黄色の風船は、社長にとって悲しい思い出のものでしたが、すごくインパクトはありました。
他の部員たちが渋っている時、一条は風船が勿体ないと、一緒に配りに行きます。
おかげで、今度の広告のプレゼンに参加することが出来ました。
いつもは絶対に頭を下げない奈津子が高木に頭を下げて、プレゼンに間に合うように広告のコンテを作るのでした。
奈津子は、浩太郎と言い合いをしてしまったことで、相談して深雪にベビーシッターを頼むことにしました。
初めは良い人かと思っていた深雪・・・小山家の室内を怖い顔で見ていました。
奈津子が壮太のために作っておいたハンバーグをホームレスにあげてしまうあたり・・・
何だか怖い・・・
結局、コンペには負けてしまいましたが、次回の参加も認められたので、小さな前進はしたようです。
負けることが大嫌いな奈津子、大丈夫か??
奈津子の前任者の部長は、自分で事業を立ち上げて辞めたと言われていましたが、実は成績が上がらないことで自殺未遂をして辞めてしまったの??
そして、一条は斎藤常務のスパイ??
営業開発部って3ヶ月後に解散させられる予定なの??
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